「体がだるい」「疲れやすい」「寒がりになった」「体重が増えやすい」「気分が落ち込みやすい」、このような症状が続く場合、橋本病(慢性甲状腺炎)の可能性があります。
橋本病は自己免疫の異常によって起こる甲状腺の病気で、特に女性に多く、日本で最も頻度の高い甲状腺疾患です。早期に正確な診断を行い、適切に管理することで、日常生活を問題なく送ることが可能です。
橋本病(慢性甲状腺炎)

「体がだるい」「疲れやすい」「寒がりになった」「体重が増えやすい」「気分が落ち込みやすい」、このような症状が続く場合、橋本病(慢性甲状腺炎)の可能性があります。
橋本病は自己免疫の異常によって起こる甲状腺の病気で、特に女性に多く、日本で最も頻度の高い甲状腺疾患です。早期に正確な診断を行い、適切に管理することで、日常生活を問題なく送ることが可能です。
橋本病は、自己免疫の異常によって甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気です。免疫が誤って自分の甲状腺を攻撃することで、甲状腺の細胞が徐々に障害され、甲状腺ホルモンを作る力が低下していきます。
橋本病は非常に身近な病気です。
「橋本病=すぐに薬が必要」ではありません。
症状はゆっくり進行することが多く、「年齢のせい」「疲れのせい」と見過ごされがちです。
橋本病と診断されても、甲状腺ホルモンが正常な方も少なくありません。
ただし、将来的に機能低下症へ進行する可能性があるため、定期的な血液検査が勧められます。
*甲状腺がんなど、他疾患の鑑別にも重要です。
不足している甲状腺ホルモンを補うために甲状腺ホルモン薬(レボチロキシン:チラーヂンSなど)を服用します。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料ですが、橋本病では過剰摂取が機能低下を悪化させることがあります。
症状が改善しても、自己判断での中断は再悪化の原因になります。
完全に「治る」病気ではありませんが、適切な管理により症状なく生活できます。
機能低下症がある場合は長期服用が必要なことが多いですが、量は調整可能です。
可能です。妊娠前後は特にホルモン管理が重要なため、専門医による管理が必要です。
極端なヨード過剰を避ける以外、厳格な制限は通常不要です。
橋本病は非常に頻度の高い病気ですが、正確な診断と適切な管理により、安心して生活できる疾患です。「年齢のせい」と思っていた不調が、実は甲状腺ホルモンの異常だった、ということも少なくありません。
当クリニックでは、甲状腺専門医が血液検査・エコーを組み合わせ、患者さん一人ひとりの状態に合わせた診療を行っています。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
Top